本マニュアルは、平成16年10月の新潟中越地震を教訓として、福島県内に大地震が発生した場合を想定し、このような緊急事態において、SS従業員の行動として、得に、SSは揮発油などの危険物を取り扱うことから、SSの「安全点検の実施手順と安全確保」「営業再開時の留意点」「情報収集ネットワークの構築」、さらにはSSの「広い敷地」を活用した「避難者への対応」など、SS従業員の行動規範を述べるとともに、平時からの防災活動について解説しております。
さらに、本マニュアルでは、それぞれの行動を効果・効率的に実践するために役立つ「様式」をつくり、記入方法を示すとともに、PDFファイルでダウンロードできる「様式集」も備えております。
地震は、いつ何時に発生するか予想することは困難でありますが、被害を最小限に抑え早期の災害復旧は、平時からの教訓と準備が最も重要となります。
是非とも、SSミーティング当において、当マニュアルの運用について、全SS従業員に承知・徹底されますことをお願いいたします。
なお、当マニュアルにはSSの「規模・立地」などにより一部対応が異なる場合があります。この点については、必ず個々の給油所において事前に協議するなどして、早期に地震等の発生時に対応できるSS態勢を構築されることをお願いいたします。