災害発生時SS従業員マニュアル

~石油製品の安全管理と保管~

このマニュアルの目的と使い方

 本マニュアルは、平成16年10月の新潟中越地震を教訓として、福島県内に大地震が発生した場合を想定し、このような緊急事態において、SS従業員の行動として、得に、SSは揮発油などの危険物を取り扱うことから、SSの「安全点検の実施手順と安全確保」「営業再開時の留意点」「情報収集ネットワークの構築」、さらにはSSの「広い敷地」を活用した「避難者への対応」など、SS従業員の行動規範を述べるとともに、平時からの防災活動について解説しております。
 さらに、本マニュアルでは、それぞれの行動を効果・効率的に実践するために役立つ「様式」をつくり、記入方法を示すとともに、PDFファイルでダウンロードできる「様式集」も備えております。
 地震は、いつ何時に発生するか予想することは困難でありますが、被害を最小限に抑え早期の災害復旧は、平時からの教訓と準備が最も重要となります。
 是非とも、SSミーティング当において、当マニュアルの運用について、全SS従業員に承知・徹底されますことをお願いいたします。
 なお、当マニュアルにはSSの「規模・立地」などにより一部対応が異なる場合があります。この点については、必ず個々の給油所において事前に協議するなどして、早期に地震等の発生時に対応できるSS態勢を構築されることをお願いいたします。

【もくじ】
  • 地震発生時の従業員の行動
    (1)情報伝達と任務分担
    (2)給油作業の中止と避難誘導
    (3)火災発生時の対応
    (4)被害状況の把握と安全確認
    (5)ガソリンスタンドに被害があった場合の措置
    (6)余震対策
    (7)営業再開にあたっての留意
  • 情報の収集と連絡ネットワーク
    (1)福島県石油商業組合のネットワーク
    (2)「災害対策本部」の設置
    (3)複数のガソリンスタンドを営業する事業所の情報収集
  • 避難者・被災者への支援
    (1)負傷者への対応1
    (2)負傷者への対応2
    (3)救急車の呼び方
    (4)地域避難・復旧拠点としての機能
  • 様式集
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