避難者・被災者への支援

(4)地域避難・復旧拠点としての機能

避難・休憩拠点

 従地震の発生により、自宅への帰宅が困難になった人や、自宅の倒壊等で避難が必要になった人で、ガソリンスタンドに避難を希望する人は積極的に受入れ、場所を提供しましょう。
 仕事先や学校、買い物施設などから、すみやかに帰宅できない帰宅困難者や、避難の途中で休憩を必要とする人には、ガソリンスタンド内のサービスルームを開放しましょう。


消火器・重機の提供

 近隣に火災が発生し、初期消火のために消火器を必要とする場合は、自ガソリンスタンドの初期消火に必要な場合を除いて、すべての消火器を提供しましょう。
 あわせて、消火器の使用方法の指導や、消火活動の手助けなど、近隣住民があわてず、迅速に初期消火ができるよう、支援しましょう。

消火器の使い方

 近隣の家が崩壊した場合に、給油所内の重機などが必要とされる場合は、自ガソリンスタンド内で必要とする場合を除いて、すべての重機を提供しましょう。
 あわせて、重機などの操作を行ったり、使用方法を指導するなど、近隣住民の人命救助や復旧を支援しましょう。また、自宅が倒壊してガソリンスタンドに避難を希望する人には、サービスルームを避難場所として提供し、できるかぎりの対応を行いましょう。


情報拠点

  • ア)テレビ、ラジオ、組合などから、常に正確な情報を収集し、来店者・避難者に積極的に提供します。
    ※停電時はラジオで情報を入手しましょう。
  • イ)ガソリンスタンド内に掲示板を設置するなどして、だれでも自由に情報が見られるようにします。
    ※掲示板は、夜間や閉店時でも外から見える位置に設置しましょう。
  • ウ)地域の住民同士が、連絡情報の交換ができるように、掲示板を開放します。

飲料水・トイレなどの提供

 避難、復旧に必要な情報の提供や、飲料水、トイレなどの施設の提供など、できる限りの支援を行いましょう。

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